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映画「採集する人々」上映会とトークイベント

 

日 時 2025年7月27日(日)上映は10:00〜、14:00~、トークは14:00上映終了後
場 所

中央図書館 映像シアター

内 容

 ガザを知りたい市民の会と中央図書館との共催企画です。

 2023年10月に始まったイスラエルによるガザ侵攻、未だ虐殺が続くガザで生きる人々への支援を目的として、パレスチナに関連した映画の上映会、ガザの写真展などを行ってきました。
 現在、ガザはイスラエルによる大規模な地上侵攻が続き、犠牲者は増え続け、ガザの住民は飢饉の重大なリスクに直面するなど、人道状況は最悪の状態にあります。また、ヨルダン川西岸地区も長くイスラエルの占領下にあり、パレスチナ人の土地の強奪、ユダヤ人の暴力的な入植、パレスチナ人の人権の蹂躙が行われ続けています。
 今回上映する「採集する人々」はゴラン高原、ガリラヤ、エルサレムで撮影され、日本ではあまり知られていないイスラエル国内に住むパレスチナの人々が置かれた状況が描かれています。イスラエルの植民地主義とは何か、占領下に住むパレスチナ人の暮らしはどのようなものなのか、占領下を生き抜くパレスチナの人びとの思いとは、本作品を通じてパレスチナ問題の理解を深め、これらの問題にどう関わることができるか、様々な視点から模索する機会になればと考えています。
 

  • トークイベント「占領下での採集暮らしと人類学」
    トーク:戸田ひかるさん×松村圭一郎さん ファシリテーター:山﨑樹一郎監督

戸田ヒカルさん(映画監督・プロデューサー) :
ユトレヒト大学で社会心理学、ロンドン大学大学院で映像人類学を学ぶ。本作品を配給。大阪の弁護士カップルとその家族を描いたドキュメンタリー映画『愛と法』(2017)は、第30回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門 作品賞、第42回香港国際映画祭最優秀ドキュメンタリー賞などを受賞。2018年アジア太平洋映画賞(Asia Pacific Screen Award)のドキュメンタリー賞にノミネートされる。Netflix オリジナル ドキュメンタリー シリーズ 『マイ・ラブ:6つの愛の物語』の日本編『絹子と春平』を監督・プロデュース。IDA 最優秀ドキュメンタリーシリーズ賞受賞。2021年4月から190カ国で配信中。

松村圭一郎さん(文化人類学者・岡山大学准教授):
熊本生まれ。京都大学総合人間学部卒。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。岡山大学大学院社会文化科学研究科/岡山大学文学部准教授。専門は文化人類学。エチオピアの農村や中東の都市でフィールドワークを続け、富の所有や分配、貧困と開発援助、海外出稼ぎなどについて研究。著書に『所有と分配の人類学』(世界思想社)、『文化人類学 ブックガイドシリーズ基本の30冊』(人文書院)がある。

  • 定員:各回とも52人
  • 参加費:一般1,000円、高校生以下500円
  • 申込み:不要
  • お問い合わせ:ガザとつながる市民の会 090-7774-7093
  • チラシはこちら1こちら2 
  • 同時開催企画
    写真&ポスター展 
    ・市民団体「パレスチナとつながる写真展PROJECTマクルーバ」から提供していただいた写真パネル展
    ・ガザとつながる市民の会メンバー有志によるポスター展「パレスチナの地理、歴史、暮らしぶり」
    飲食イベント
    映画にも登場するザアタル(中東のハーブ、ゴマなどの入ったミックススパイス)を使ったスパイス料理などの販売

 

 

 

 

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