イベント
戦後80年図書館連続講座「食べる」から考える、豊かさとは?

「飢え」から高度高度成長を経て「飽食」に。やがて「個食」「孤食」に。そして令和のコメ不足。私たちは、誰と何を食べてここまで生きてきたのでしょうか。「食べる」をキーワードに、日本の近代、そして戦後80年をふりかえります。暮らしの豊かさとはなんでしょうか。図書館で、一緒に考えてみませんか。
連続3回講座と関連企画を行います。
- 第1回「食べること、生きることー胃袋の近現代史」
日時 8月10日(日曜) 10時~12時
講師 湯澤規子さん(法政大学教授)
場所 中央図書館(オンライン配信あり)
「食べること」は個人の行為ですが、同時に、時代や社会を体現する営みです。第1回の講演では、湯澤規子さんをお招きし、近現代の日本の人々が、何を誰とどのように食べてきたのかをふりかえります。家庭、地域、社会、制度に埋め込まれた「食」を見つめなおすことで、豊かさとは何か、そして、私たちの今とこれからを考えます。お申し込みは、中央図書館へ来館、電話(0867-44-2012)、FAX(0867-44-2020)またはこちらから
- 関連企画「教えてあなたの『食べものがたり』」
開催期間 7月19日から8月24日まで
あなたの「あの時食べた○○はおいしかったなぁ」を教えてください。市内全図書館で開催します。以下は第2回、第3回の予告です。詳細はあらたてお知らせします。
- 第2回「食で読み解く真庭の歴史ー日常と飢餓・戦争」
日時 9月15日(月曜・祝日)14時~16時
講師 前原茂雄さん(歴史学者・蒜山郷土博物館長)
場所 中央図書館
真庭の食生活には、どのような特徴があり、どのように変化してきたのでしょうか。食をめぐる社会の変化や、真庭ならではの地域的特質を、歴史学者の前原さんに語っていただきます。 - 第3回 映画「水になった村」上映会&トーク
日時 10月25日(土曜)13時~16時
講師 大西暢夫さん(写真家・映画監督)
場所 湯原図書館
山菜採り、トチ餅作り…ダムの底に沈む廃村に舞い戻ってきた老人たちが教えてくれた、変わらない山の生活の工夫と知恵。監督の大西さんをお迎えし、豊かさとは何かをあらためて考えます。写真展も同時開催。すべての企画について、お問い合わせは中央図書館へどうぞ