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小説『大宮踊り』朗読会

真庭・蒜山地域にちなむ短編小説を読む  第1回
小説『大宮踊り』朗読会
神崎信一著 (第5回新潮・同人雑誌賞受賞作)

朗読 前原茂雄(蒜山郷土博物館館長)

井伏鱒二、三島由紀夫が認めた短編小説の秀作。2020年の真庭初披露から4年、多くの希望に応えて再演決定!!

田舎の閉塞感に絶望し、都会への駆け落ちを試みる若い男女。蒜山・大宮踊を披露するため開催される民俗芸能大会をチャンスと決めた。公演先で偶然出会った人々の苦悩と現実。揺れ動く男女の思い。ふるさとの自然と心、文化の真の豊かさに気づかされるラストシーンは圧巻である。

◉8月4日(日)13時30分 朗読と解説
 蒜山郷土博物館 電話 867-66-4,667

◉8月9日(金)19時0分 朗読と解説
 中央図書館 電話 867-44-2,012

◉入場無料・予約不要・定員40名

 

 案内チラシ

 

第2回 予定 小説『牛追い』朗読会
谷省3著/第6回内田100閒文学賞最優秀賞受賞作
蒜山の酪農農家を題材にした短編小説、真庭初披露。「岡山縣北部高原地帯の、牛飼ひ農家代々の移り変りがよく描いてある。」(阿川弘之)
10月5日(土)13時30分 蒜山郷土博物館
10月11日(金) 19時0分 中央図書館

報告

30代から80代まで幅広い年齢層の18人の方が参加してくださいました。

19時に開演。飲食スペースで大宮踊を紹介する映像を見ながら、前原さんが大宮踊と小説について解説。その後、会場を館内のらせん階段前に移し、約55分間の朗読をしてくださいました。

朗読のパートでは館内を消灯し、らせん階段に設置されているスポットライトのみで読み手を照らすことで、夏の夜に催される大宮踊の雰囲気を出しました。作品中に出てくる音頭を3曲歌われた歌声もすばらしかったです。こちらからお聞きいただけます。

朗読終了後はふたたび飲食スペースへ移動し、各自持参のお茶やお酒を飲みつつ、くつろいだ雰囲気で、参加者と前原さんがざっくばらんに話をする時間を持ちました。音頭の歌詞の内容や「蒜山ことば」のはなしなど、興味深いやりとりが繰り広げられました。

次回、10月11日金曜 同じく19時からの朗読会第二弾「牛追い」もどうぞご期待ください。

   

  

 

 

 

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