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下町和菓子栗丸堂

下町和菓子栗丸堂

著者: 似鳥航一/作

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お待ちしてます
和菓子といえば、まずはあんこ。あんことなる元の材料は何?小豆あん、粒あん、こしあん、小倉あん,赤あん、白あん、さて?
私のあんこづくりは畑を耕すことから始まり、隣のおばあさんが小豆をまくのを見てから、時期を知り、小豆の中でもおいしいといわれる大納言をまきます。
夏の間はずーっと草との格闘、秋に収穫をしたら毎夜の選別作業、こうしてやっとおはぎが作れます。甘いあんこが大好き、もなか、もみじ饅頭、高瀬舟、ひよこ、きんつば、かまど、今の時期なら桜餅、満たされた気分でしあわせいっぱい。
(美甘図書館 W)

天山の巫女ソニン

天山の巫女ソニン

著者: 菅野雪虫/作

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本好きの友達。
小学生の頃。その友達の家は、壁一面本棚があり、あふれんばかりに本が並んでいた。こんなに本がある家があるのかと、遊びに行くたびに圧倒されていた。その子はたくさん本を読む子で、面白かった本をよく貸してくれた。『ハウルの動く城』は、大人になってからも読み返すほどお気に入り。トールキンの『指輪物語』は、翻訳が肌に合わず初めて挫折した小説。(映画「ロード・オブ・ザ・リング」は面白かった。)私の読書体験を豊かにしてくれた、ありがたい友達だった。
大人になってからもファンタジー児童文学をたまに読む。今年出会ったお気に入りは『天山の巫女ソニン』。巫女として天山で修業していた少女ソニンが、能力を見限られ、下界で王子の侍女として生きることになる、というストーリー。
ちなみに、この本を面白いと教えてくれた利用者さんは、その友達のお母さんだったりする。
(美甘図書館 O) 

アンと幸福

アンと幸福

著者: 坂木司/作

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もうひとつの「アン」
アン、と言えば『赤毛のアン』を思い浮かべる方が多いと思いますが、実はもう一つ「アン」のシリーズがあるのです。

我が子を産み母となり、そのつながりから出来たママ友のおすすめで、このシリーズに出会いました。子どもが赤ちゃんだった頃のようには頻繁に会えなくなった今でも、新作が出ると感想を言い合ったりして楽しんでいます。
和菓子にまつわる「謎(ミステリー)」を解決していくお話なのですが、私は登場人物の人間関係・人との距離感に着目して読んでいます。
(湯原図書館 T)

ケーキを切れない非行少年たちのカルテ

ケーキを切れない非行少年たちのカルテ

著者: 宮口幸治/作

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やさしい人が犯罪?
放火で逃げ遅れた人が亡くなるような事件を起こす少年が「自分はやさしい人間」だという。自分のことをやさしいと答える非行少年は多いそうだ。
どういうことなのか?
私の疑問にこの本は、凝り固まった先入観を違う角度から少年犯罪について考えさせてくれる。
昨今、闇バイトで集められた少年たちが特殊詐欺の受け子や強盗で逮捕される報道をよく目にすることが多いが、安易に犯罪に手を染めてしまう少年が「加害者」でありながら、実は「被害者」の側面があることを私たちはどこまで認識しているだろうか。
ベストセラー『ケーキの切れない非行少年たち』の著者自らによる「ドキュメント小説」化。
(湯原図書館 N)

てんてんきょうだい

てんてんきょうだい

著者: 山田慶太/作

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てんてんは つづくよ どこまでも
先日、北房図書館で行われた「絵本の読み聞かせ講座」で講師の先生が読んで
くださり、終始ニヤニヤしながら聞いていた1冊です。

ひらがなから生まれたてんてん兄弟が、いろいろなことばにてんてんをつけて
あそぶというおはなし。てんてんをつけられないひらがなにもてんてんをつけてしまう予想通りの展開。だから発音がむずかしい。でも、ちょっと東北なまりを意識しながら声に出してみる。なんか楽しい。そしてシュール。
むむ…この絵本を読みこなして笑いをとりたい。
図書館のみならず、よい意味でヘンな人をめざす(Y・T)
今後もてんてん修行に勤しもうと思うのであった。 続く。
(湯原図書館 Y.T)

カタツムリの謎

カタツムリの謎

著者: 野島智司/作

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人は苦手なものほど知りたくなる
私は「カタツムリ」が大の苦手である。小学生の頃、近所には野良カタツムリが多く生息していた。腕に這わせたりして遊んでいたある日のこと、突如としてその様子が気持ち悪くなった。自分で殻をつかむと中身がとれるのではないかという恐怖観念から、「取って!取って!」と兄姉たちに懇願したことを昨日のことのように思い出します。
高校生のときには、カタツムリを持った友人に追いかけられ叫びながら逃走。
社会人になってからはカタツムリに遭遇する機会も減り安堵していた頃、友人が
「エスカルゴ」を食べる姿を見て卒倒。

そんな私がなぜこの本を?そう、人は苦手なものほどその生態を知りたくなるのです。写真が豊富なのでページをめくるとき要注意ですが(そこまでして?)読後、
いつも日陰にいるものたちを思いやるという著者の気持ちに共感したのでした。          
(湯原図書館 Y.T.)

考えすぎてしまうあなたへ

考えすぎてしまうあなたへ

著者: グウェンドリン・スミス/作

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考えすぎは有害?
毎日頭の中で思考が止まらない人はいますか?
私は常に考えすぎてしまう癖があります。
話しかけるだけでもかなりの体力がいる、相手の気持ちがダイレクトに押し寄せてきてしんどい。ひとりでいる時間のほうがマシ。
ささいなことでも頭から離れずに夜遅くまで目が冴えてしまっているなんてこともあったり(笑)
そんなときこの本のタイトルをみて、まさに自分だ!と思い手に取りました。

この本は思考のプロセスが言語化されていて、イラストもポップでわかりやすく内容を補足してくれています。
「考えすぎ」に振り回されて疲れている人におすすめします。
(蒜山図書館 I)

満月珈琲店のレシピ帖

満月珈琲店のレシピ帖

著者: 桜田 千尋/作

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空想の世界へ
もっと自分の時間が欲しい!ダラリと何もせずに過ごしたい!と、毎日思って過ごしている主婦兼図書館職員ですw

普段から毎日の食事作りにと、料理本を手に取ることが多いですが、
この本はレシピを見るというより、イラストに見入ってしましました.


絵のことはさっぱりわからない私ですが、色使いがとてもきれいで、
この絵を見ていると、おいしいものを食べる前のわくわくした幸せな気持ちになります。
忙しい毎日をちょっとだけ忘れられる、そんな本です。

あ、ごはんつくらなきゃ
(蒜山図書館 N)

ぼくのいぬはどうしてこんなにかわいいのか

ぼくのいぬはどうしてこんなにかわいいのか

著者: しゅん/作

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愛があふれてる❤
わが家にも柴犬がいます。もうすぐ12歳になります。
子犬の頃ももちろん可愛いかったのですが、年月を重ねて今では愛おしく感じます。
いつもはおじいちゃん顔。でも、散歩のリードを持つと若々しくキリっとした顔にかわっていく姿を見るとキュンとなります。

この本は小学2年生のしゅんくんが夏休みの自由研究で発表したものが絵本になりました。
おばあちゃんワンコを愛する気持ちがあふれていて、えがしらみちこさんの絵が
やさしく温かさを引きたててくれる一冊です。
ぜひ手に取ってみてください。
(蒜山図書館 I)

岡山「地理・地名・地図」の謎

岡山「地理・地名・地図」の謎

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「なるほど!」
蒜山図書館で働きはじめてまる2年がたちました。
まだまだ蒜山のことを勉強中の私。
皆さまからいろいろ教えてもらい、新しい情報が日々上書きされています。

ベアバレースキー場があるあたりの地名が“熊谷”だということ知り「えっ、それであのスキー場の名前は“ベアバレー”なんですか!」となったのはつい一週間前のことです。

せっかくなので、岡山県の地名についてもあれこれ調べています。

(蒜山図書館 I)

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