真庭市余野地区の子どもたちが体験学習・総合授業を通じて地域と出会い、調査をした結果生まれた資料です。
(1)『余野っ子探検隊』冊子データ
1と2は、平成24年〜26年度余野小学校・幼稚園で展開された体験学習から生まれた冊子です。
「余野っ子探検隊」の生みの親、当時の校長先生である下山朋子先生によると「知らないことを知りたいと思うこと(探求の心)が、探検に繋がります。その実践をしました。余野の素晴らしさを子どもたちに感じてほしいという思いで制作しました。1年目は当時の現状、2年目は歴史について調べました。」とのことです。
資料には卒業生が調べたものも引用されており、それを知った卒業生からも「自分たちが学習したことが載っている」と喜ばれたそうです。
3は、平成29年発行。探求学習を続けてきた余野小学校と当時の地域おこし協力隊とが協働して制作したものです。余野地区の農村型リゾート施設である「高仙の里よの」(古民家の青木本家・キャンプ場のなつつばき)の宿泊者に、地域を知ってもらうためのパンフレットとして使われました。
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『余野っ子探検隊 平成24・25年度』 この冊子は、久世図書館にも所蔵しています。 |
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『余野っ子探検隊2 平成25・26年度』 この冊子は、中央図書館、久世図書館にも所蔵しています。 |
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『余野っ子探検隊 高仙の里よの』 平成29年3月発行 この冊子は、久世図書館にも所蔵しています。 |
(2)『余野のよさ広め隊』等の活動資料(令和4年度)
令和2年度からとりくんできた余野小学校の生活・総合学習の取り組みの結果うまれた動画などに関連した資料です。この取り組みを行った余野小学校児童会は、令和4年度にすぐれた地域活動等に送られる「山陽桃太郎賞」を受賞しました。
以下、当時の難波光広校長先生が書かれた同賞の推薦文より
「余野小学校は、1・2年、3・4年、5・6年の複式校で、令和4年度の児童数は15名である。令和2年度より、生活・総合の授業を核にして地域学習(地域の産業や歴史、シェアハウス作りプロジェクトへの参加、地域の仕事体験等)に取り組んできた。余野を知り、地域の人と繋がり、地域に貢献することを目指す。活動を通して多くの人と関わり、その生き方や思いに触れることを通して、子ども達は故郷への思いや自分自身を見つめ直すことにもつながった。そして、将来成長して、積極的に社会参画し、地域・社会の活動に関わっていくとともに、子どもから大人までが地域に関わるサイクルを生み出していくことができればと思う。」
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『余野のよさ広め隊』PR動画完成・チラシ 令和4年度3・4年生は総合の授業としてシェアハウス作り(シェアハウスプロジェクトよすが)に関わりました。そのシェアハウス含めて余野のよさを知ってもらいたいと地域PR動画の作成に着手しました。 マーケティングの手法から動画作りの実際までをボランティア講師の方に教わり、地域の方の撮影協力を得て、令和5年3月に動画が完成しました。そして動画を見るためのQRコードを入れたチラシを配布しました。 |
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『余野の隠れ名所』パンフレット 令和4年度5・6年生は総合の授業として、余り知られていない余野の隠れ名所を調べる活動に取り組み、名所ごとにまとめました。そして、それらを見るためのQRコードを入れた「余野の隠れ名所パンフレット」を作成し、配布しました。
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『余野へ行こうよ』 令和5年度5・6年生は総合の授業として、余野の歴史を学習しました。 大津神社、余野小唄、旧余野小学校校舎などの歴史を地域の様々な方に協力していただきながら調べました。調べたことをまとめ、社会科で学習している日本史と並べて年表にしたチラシを作成しました。 余野の歴史を他の地域の方にも知ってもらうため、他の小学校や市役所などで配布しました。 |
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