「真庭市図書館みらい計画」あたらしい図書館基本計画ができました!

 2018年に中央図書館ができ、翌年、「自動車文庫ブックるんまにわ」が市内全域で走りはじめました。2020年には湯原図書館がリニューアルオープンして、建物の整備が完了しました。
 続いて、今後5年くらいでどんな図書館にしていくのか、目標などを定めた基本計画を作るために、「図書館そだて会議」と「真庭市図書館基本計画策定委員会(外部リンク:真庭市ホームページ)」を行ってきました。2021年4月にパブリックコメントを行って計画の案にたくさんのご意見をいただき、修正したものが5月に「真庭市図書館みらい計画」として完成しました。こちらからぜひごらんください!

「第2回図書館そだて会議」報告

 2020年12月から2021年1月にかけて、全館で「図書館そだて会議」を開催しました。
2回目の今回は、1回目のそだて会議で参加者から出されたアイデアで実際に図書館でやってみたことや、具体的にどうやったら実現できるかのさらなるアイデア出しやディスカッションなどを参加者とそれぞれの図書館の館長や司書とで行いました。 
 どこの会場でも聞かれたのは、子どもの身近にある学校図書館ともっと協力したほうがいい、学校図書館をもっと充実させてほしいよね、という話でした。
 また、図書館で困っていることをお話しすると、それはこうしてみたらいいんじゃない、というアイデアが出されて、解決への糸口が見つかる様子があちらこちらで見られました。具体的に、「イベント一緒にやってみましょう!」となった会場もありました。

↑全会場で、1回目の様子を写真で見ていただきました

 各会場で話された内容は、その場でホワイトボードに書いて共有しました。読みにくいかもしれませんがこちらでも見てみてください。
 今後も、毎年1回は開催して、図書館と市民とが意見を交わす場にしていきたいと思っています。今回参加できなかった方は、ぜひお越しください!

※各館のホワイトボード写真をクリックすると拡大してみることができます
12月2日 蒜山図書館 

・参加された方が、蒜山高校の生徒さんや八束小学校の子どもたちの意見も聞いてきてくださいました。
・高校生によるシニア向け講座といったアイデアも出ました。
・図書館と来館者が気軽にやりとりできる掲示板を作ってみることになりました。

12月9日 美甘図書館

・以前から「図書館が2階にあって行きにくい」と言われているので、美甘振興局内を自由に使えるといいなーという話になっていました。今後、どうなるでしょう…。
・自動車文庫ブックるんはもっと人のいるところへ来たらいい!と言われていました。
・障がいのある人も使いやすい図書館にしたいですねという声も。

12月10日 久世図書館

・人が活躍する場、何かをやりたい気持ちを受け入れてくれると図書館がいいよね、という話で盛り上がりました。
・自分がハマっているもの、偏愛しているものについて話すミニ講座が図書館の中ではじまるかも。

12月18日 落合図書館

・1回目のそだて会議の後、真庭高校落合校地と協力して看護系の本の収集を行うことになった、と図書館から報告がありました。
・図書館は何のためにあるのかという根本的な事を伝えていって欲しいという話が印象的。
・おとなのための絵本を紹介する会をやってみよう、という話になっていました。実現がたのしみですね。

12月20日 北房図書館

・見えにくくても、聞こえにくくても読書や人とのコミュニケーションが容易になるようないろいろな技術(ウェアラブルスピーカーなど)があり、実際に使いこなしている方が参加してくださり、とても勉強になりました。
・限られたスペースだけれども、幅広い教養、知識や興味を広げる場になってほしいという話が出ていました。
・図書館に行ってみようと周りの人を誘えるようなきっかけが欲しいという方もいらっしゃいました。

1月14日 湯原図書館

・図書館から「郷土資料が少ないのが悩み…」とお話しすると、参加者から地元の人に話を聞いたり、資料を持ってないか呼びかける、廃校になった小学校に何か残っていたかも、と、アドバイスをいただきました。
・5年後は日本三大一揆のひとつである山中一揆から300年なので何かしませんか、という話も。
・開館したとたんコロナ禍で一度も使えていない「静寂読書室」を予約制にしてみては、というアイデアも出ていました。

1月16日 中央図書館

・図書館でいろいろな人との気軽なコミュニケーションが求められているのだなと強く感じました。司書は来館者にあまり話しかけたらいけないかな…と遠慮していたところがありました。
・Free Wi-Fiが使えること、デジタルサイネージの使い方などまだまだ知られていないことがたくさんあるので、案内するコンシェルジュのような人がいてもいいね、という話も出ました。

 今回は、より各館に親しみを感じていたけるように、各館の館長を紹介する図書館だより特別号「Bibliotheca 号外」(PDF795kb)を作成しました。

「第1回図書館そだて会議」報告

  「第1回図書館そだて会議」を開催しました。
あたらしい真庭市図書館基本計画を策定するにあたり、これまでの図書館の取組はどうだったか、これからどんなふうになるといいか、そのためにどんなことができるかなどを市民、図書館長、図書館スタッフみんなでわいわい話し合う「図書館そだて会議」を行っています。
第1回目は9月に、全7図書館で行いました。どの図書館でもまずは、館内の見学ツアー、市内の全図書館と図書館の仕組みについての説明を聞いていただいてから、話し合いにうつりました。

各会場の様子を紹介します。

蒜山図書館 9月17日(木曜日)午後7時から9時、参加者13人
 終了して帰る時間には外は真っ暗で、駐車した車にたどりつくのもたいへんなくらい・・・(驚)
蒜山を愛している方がたくさん参加されました。草原や盆踊りなど蒜山の特色を色濃く反映させた資料集めをしてほしい、毎月行われている昔話の語りをアーカイブしていきたい、図書館スペースが狭いのでゆっくりできない・・・でも、「本屋がないけど、蒜山図書館がある!」という存在になってほしいという話が出ていました。
当日書かれた付箋のデータはこちら→蒜山1蒜山2蒜山3


北房図書館 9月23日(水曜日)午後6時から8時、参加者6人
 地域の昔のことを調べたくてネットで検索したがまったく分からず、地域の人に聞いたら分かったことがあるので図書館で古老からの聞き書きを集めてほしい、蔵書の少なさをカバーするためにたまに市内の他の図書館の本を持ってきて置いてはどうかといったアイデアが出ていました。参加者から当日言い足りなかったこととして、「日常性を大事にする視点をこれまで通り維持してほしい、日常が豊かであることは、ささやかでも文化であると思う」ということばもいただきました。ほんとうにそうですね。
当日書かれた付箋のデータはこちら→北房1北房2

後日いただいた意見はこちらです。

美甘図書館 9月24日(木曜日)午後2時から4時、参加者9人
 参加された方々いわく、「美甘の人は農業が忙しくて、図書館に来たり、読書をする時間がない」とのこと。なんとかできないかと、これまでも冬場に読書会をしてみたこともあったそうです。なんとか図書館になじんでほしいと、振興局の1階にある機能回復訓練室に図書館の本を置いてみるとか、地区で集会が行われるときに図書館の本を持って行ってはどうかといったアイデアが出されました。今まで図書館を使ったことがなかったという方も来られていて、どうしたら使いたくなるかという貴重なご意見や、「以前に比べたら明るくて温かい雰囲気になった」とうれしいことばをいただきました。
当日書かれた付箋のデータはこちら


久世図書館 9月24日(木曜日)午後7時から9時、参加者8人
 地域で忙しく働く現役世代が多く参加してくださいました。「図書館に来るとトイレに行きたくなるんですよね-」という話から始まり、市内の全7館そろって一つの真庭市立図書館だという気持ちでやってほしい、久世図書館はスペースが限られているので利用する人がうまくシェアして使っていきたい、あまり静かすぎると自分の来ている服の衣擦れすら気になるのでBGMを流したらどうだろうといった話が出て盛り上がりました。
当日書かれた付箋のデータはこちら


湯原図書館 9月25日(金曜日)午後1時から3時、参加者3人
 参加者数はいちばん少なかったのですが、熱量はほかの会場に負けていませんでした。湯原図書館は今年の4月にリニューアルオープンしたところなのですが、参加者からは開口一番「きれいで新しい、何も悪くない!でも湯原らしい『匂い』がない!」と愛の鞭が。続いて、もっとよくなるはず!こうすればいい!というアイデアがどんどん出されました。(付箋データを見てくださいね)
 図書館に、地域に住んでいる人からのオススメ本が展示されていたら、ここにはこんな人が住んでいるんだな~ということが分かって安心できると思う、というアイデアが印象的でした。
当日書かれた付箋のデータはこちら


落合図書館 9月25日(金曜日)午後5時から7時、参加者10人
 真庭高校落合校地看護科・専攻科の生徒さんも参加してくれました。落合図書館は医療・健康に関する資料を重点的に集めていることから、「患者さんに分かりやすい透析の本があるといいな」とか、「学習スペースの近くに本棚があると本で調べながら勉強できる」といった意見を出してくれました。また、子育て中のお父さん、お母さんからは、図書館で子どもを静かにさせておくのが難しいので足が遠のいてしまう、パパが参加できそうなイベントがあるといいなという話がありました。
当日書かれた付箋のデータはこちら→落合1落合2


中央図書館 9月26日(土曜日)午後2時30分から4時30分、参加者8人
 2018年に開館した中央図書館はCLT材が美しい、ゆったりしていて落ち着く、など「そだて会議」の他の会場でも評判がよかったのですが、「入口が立派すぎて入りにくい・・・」との意見があり、あらためていろいろな人の話を聞いてみるものだなと考えさせられました。中央図書館では、2階のキッズテラスでやってみたいこと、開館当初から活動している「中央図書館サポーターズ」の活動のことなど話が出ていました。
当日書かれた付箋のデータはこちら→中央1中央2


12月2日から来年1月16日にかけて「第2回図書館そだて会議」を行います。
1回目の「図書館そだて会議」で出された意見やアイデアの紹介と基本計画策定委員会での協議内容の報告を聞いて、図書館長、図書館スタッフも一緒にこれから図書館でやってみたいこと、やれることをさらに話して、みんなで図書館をそだてていきたいと思っています。
ぜひご参加ください!

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